こんにちは、キョウイです。
2019年2月に、ベトナムのホーチミンに行きました。
ベトナムは南北に細長く、地域によって気候も文化も楽しみ方も違います。
南にあるホーチミンは、ベトナム最大の商業都市で、活気ある「Cho(チョ:市場)」では、東南アジアの異国情緒を満喫できます。
そんなホーチミンのですが、今回の目的は、沢木耕太郎さんのベトナム縦断紀行「一号線を北上せよ」の舞台になった「ホテル・マジェスティック・サイゴン」に宿泊することでした。
この本は、ホーチミンからハノイまでの1,800Kmをバスを乗り継いで北上する体験記で、筆者がマジェスティック・サイゴンに滞在し、バーで「ミス・サイゴン」というカクテルを飲むシーンがたびたび登場します。
すぐに感化される僕は、聖地巡礼の旅に出ました。
今回は、その宿泊体験とミス・サイゴンについて紹介します。
目次
ホテル・マジェスティック・サイゴンの基本情報
ホテル・マジェスティック・サイゴンは、1925年に創業したコロニアルスタイルのクラシックホテルです。
フランス植民地時代にはフランス人の社交場として、第二次世界大戦中には日本軍の兵舎としても使用されました。
だが、本当に驚いたのは、ガラス戸を開け、ベランダに出た時だった。通りを挟んだすぐ向こうに、土色の水を豊かにたたえたサイゴン河がゆったりと流れていたのだ。(中略)
一号線を北上せよ
− これがサイゴン河なのか。これがマジェスティックから眺めたサイゴン河なのか・・・。私はしばし茫然と立ち尽くしてしまった。
部屋はリバービューとシティ(プール)ビューがあります。
リバービューからは、サイゴン川の雄大な流れが眺められますが、同時に名物のバイクの騒音付きです。
シティ(プール)ビューからは、サイゴン川は望めませんが、中庭の雰囲気あるプールが見られます。
僕は今回、シティ(プール)ビューに宿泊しました。
サイゴン川は、朝食のビュッフェの「Breeze Sky Bar」や、最上階にある「M Bar」からもゆっくり見られますよ。
・料金:今回は一部屋一泊16,000円でした。リーズナブル!
・朝食ビュッフェ付き。プールあり。
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ホテル・マジェスティック・サイゴンの見どころ
木製ピアノとらせん階段
中に入るとロビーはクラッシックな雰囲気で満たされていた。天上からはシャンデリアが下がり、木製の自動ピアノがショパンを演奏している。
一号線を北上せよ
ホテルの正面から入るとロビーの飾り付けの奥に木製のピアノがあります。ただ演奏はしていませんでした。
またこのピアノの上をぐるりと囲むように作られたらせん階段は、建築物として有名だそうです。(写真のらせん階段の中心に小さく見えるのがピアノ)
早朝サイゴン川からのサンライズ
朝食は5階の「Breeze Sky Bar」でのビュッフェです。
ここに早朝6時過ぎに来ると、サイゴン川からの素晴らしいサンライズを見ることができます。
もちろん料理も最高!フランス風の洋食、そしてなんといっても「フォー」が抜群に美味しいです。
中庭の静かで優雅なプール
マジェスティック・サイゴンは、中庭を囲むように建てられていて、その中庭がそのままプールエリアになっています。
おそらくサイゴン川沿いを走るバイクのブーブービービーいう騒音を遮断するためだと思います。
プール自体は大きくありませんが、プールサイドに寝そべっていると外のにぎやかさを忘れて、静かで優雅な時間が過ごせます。
カクテル「ミス・サイゴン」について
「Breeze Sky Bar」と「M Bar」
このバーにはブリーズスカイバーという名前がついているのだという。(中略)ボーイが持ってきてくれたメニューの中に「ミス・サイゴン」という名のカクテルがあるのが眼に留まった。
一号線を北上せよ
私はそのミス・サイゴンを呑みながらサイゴン河に映るネオンの揺らめきに見入っていた。(中略)暗い世の中に、わずかな華やぎを見せているマジェスティックからの風景には、見ている者の心に静かに深く沁み入ってくるものがあった。
「一号線を北上せよ」に登場する「ブリーズスカイバー」は旧館にあり、かつては最上階(5階)にありました。
しかし、前述のとおり現在は朝食ビュッフェのレストランになっていて、メインのバーは新館の最上階(8階)にある「M Bar」です。
そこでM Barに行き、「ミス・サイゴン」を頼みました。
しかしミス・サイゴンはメニューになく、聞くと「ハッピー・サイゴン」ならあるといいます。
ミス・サイゴンはライムを絞っているところ、ハッピー・サイゴンはグリーンアップルを入れているということです。
ロビーラウンジ「Catina」に
ブリーズスカイバーがメインバーでなくなったため、もうミス・サイゴンはメニューから落ちたのだと諦めていました。
しかし滞在最終日にふと入った1階ロビーラウンジ「Catina」のメニューを見て驚きました。
「ミス・サイゴン」があったのです!
ついに、異国まで追いかけてきたミス・サイゴンに出会えました。
さっそくオーダー。
レシピは、スミノフウォッカに、ガリアーノというリキュール、ライムジュース、グレナディンというざくろ果汁のシロップを加えているとのこと。
いや、感動しました!
で、味はまあ、そこそこでした・・・。
まとめ
今回は、沢木耕太郎さんの「一号線を北上せよ」に感化されてホーチミンの「ホテル・マジェスティック・サイゴン」にまで足を運び、なんとか「ミス・サイゴン」にたどりつくことができました。
やはり、聖地巡礼は楽しくてやめられませんね。
「これだけはやりたい!」という目的旅は、いろいろ詰め込むより満足感があるようにも思います。
そしてホテル・マジェスティック・サイゴンには大満足です。
この料金でこれだけのクオリティは、すごくリーズナブル。
またホーチミンに行く機会があれば、次回もこの格調高いクラシックホテルに泊まりたいと思います。
それでは、よい旅を!
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